トスカーナ オリーブの丘で暮らす。:ワイン
2009-08-24T22:36:22+09:00
lulaegiotto
イタリアのオリーブの丘の上での暮らし。古いもの、道具、 生活、料理、美味しい素材、人 そしてトスカーナの日々。
Excite Blog
エトナの山の葡萄畑
http://toscana.exblog.jp/10950644/
2009-08-24T14:50:00+09:00
2009-08-24T22:36:22+09:00
2009-08-24T21:00:26+09:00
lulaegiotto
ワイン
今回のシチリアの旅ではワイナリーも訪問しました。
そのうちのひとつ、BIONDIのciroさんに招待して頂いた
夕食会はエトナ山の葡萄畑にて。
Ronzini畑のテラスでパキーノのトマトサラダと美味しいパン、グリル、
それにカンティーナから持ってきた7本のワインを頂きます。
徐々に陽が暮れて薄暗くなってきたところで
アルフィオがランタンに、キャンドルに火を灯す。
ここにはあえて電気を引かないと話すチロ。
その方がワインの味わいをより感じられるんだ、と私達に語ります。
「OUTIS」の意味を尋ねてみると、彼はギリシャ神話の話を始めました。
シチリア島沖で難破してしまった英雄オデュッセウスたちは、
エトナ火山の中に住む一つ目の巨人キュクロプスに捕まり、
仲間たちを一人ひとり丸呑みにされてしまいます。
このままでは皆殺しにされてしまうと思ったオデュッセウスは、
この土地エトナで作られていた赤ワインを巨人に飲ませたのです。
その味にご機嫌となった巨人は彼の名を尋ね、
オデュッセウスは自分の名を「OUTIS オウティス」と名乗りました。
ワインに酔いしれた巨人が気持ちよく寝込んでしまった時、
オデュッセウスは彼の目を薪で突き立てることに成功します。
あまりの痛さに巨人キュクロプスが騒いでいると、仲間の巨人がやってきて、
どうしたのだ?誰にやられたのだ?と訊ねると、
「OUTIS オウティスだ。」と答えます。
なんだ、それなら誰のせいでもないのだろう、と仲間たちは帰ってしまいました。
なぜなら、「OUTIS(NESSUNO)」とは、「誰でもない」という意味だったから。
エトナの山で作る彼のワインの名前「OUTIS(NESSUNO)」は、ここから選んだそう。
ギリシャ神話を終えた後、次はローマ時代、
biondiのsenatore, imperatorice, imperatore,に乾杯。
そんな話に耳を傾けている間に、
辺りは気がつくと虫の音が一面を包み、
満月を少し過ぎた頃の月が顔を出していました。
真っ暗闇に月明かりとキャンドルの灯り、
それにギリシャ時代からあったのだろう、エトナの赤。
この幻想的なシチリアの晩餐は、夜深くまで続きました。
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VinoVinoVino 2009
http://toscana.exblog.jp/9997287/
2009-04-09T14:39:00+09:00
2009-04-09T21:43:53+09:00
2009-04-07T06:12:02+09:00
lulaegiotto
ワイン
青空に包まれ、Verona郊外Villa Boschiで開催された自然派ワインの試飲会。
ワインもさることながら、心地の良いvilla敷地内の
庭、色 壁、道具、装飾など、
トスカーナとは違う様式を楽しみました。
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Vinitaly 2009
http://toscana.exblog.jp/9990063/
2009-04-05T22:24:00+09:00
2009-04-06T08:35:49+09:00
2009-04-06T06:14:50+09:00
lulaegiotto
ワイン
P.S. vinitalyはワインの展示会です...。
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Massa Vecchia
http://toscana.exblog.jp/2599801/
2006-01-27T19:56:00+09:00
2006-01-28T09:20:44+09:00
2006-01-28T03:06:00+09:00
lulaegiotto
ワイン
つまりビオワインが流行っているそうです。
昔ながらの製法でつくるワイン、
月の満ち欠けを初め、全て自然に任せて作るワインです。
主人いわく、この作り手さんは、
畑にトラクターはなく牛。
ワイン作りには欠かすことの出来ない温度計はなし。
モスト(ブドウのジュース)はそこらに落ちているような
木板でかき混ぜ、タンクの蓋はトタン。
と美味しいワインを造るワイナリーとは思えない環境だとか。
ですが、これがまた驚くほど美味しい。
このMassa Vecchia。
我が家のデザートワインランキングで1位2位を争うほど。
ついついこのボトルを手にしてしまいます。
ワインに限らず、昔の人の知恵、昔ながらの仕事。
昔への尊敬と共に。
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Vinid’Italia
http://toscana.exblog.jp/1694121/
2005-11-01T14:45:00+09:00
2005-11-01T22:51:47+09:00
2005-11-01T22:51:47+09:00
lulaegiotto
ワイン
1991年のVinid’Italiaをアンティーク市のガラクタ箱の中から見つけた。
今この時期に2006年版のワインやレストランのガイドが出版されるので
この本は15年前ってことになる。
ってことは、私が○○歳のとき。
けっこう前だなぁ。
今のVinid’Italiaとは違ってハードカバー、中紙もちょっぴりわら半紙っぽい。
州ごとに地図、カンティーナの印もあったりして、意外に見やすい。
今もこのスタイルならいいのに。
カンティーナの数が多すぎてそうもいかないのかな。
大抵、こういう本って昔の方がよかったりするんだよね。
どうしてだろう。
そういえばイタリアで有名なレストランガイド「gambero rossso ガンベロロッソ」には
今年はDVDが付いてた。
こんな進化は嬉しいけれど。
毎年出版されるガイド本。
たいていデザインはそのままで、色合いだけ変わる。
そんなことも楽しみにしている私。
1991年はイタリアらしいカラーの選択。
眺めることも楽しかったりする。
2006年は?
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