2013年 10月 25日
プーリアの白
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目に留るものというのは、概していつも同じで、
このbasoも以前にも気になって実は値段を聞いていたのです。
「うぅ〜ん、ちょっと考えてからまた戻るね。」と後で戻ろうと思っていても、
いつも私が行く市場はとにかく広いし、荷物も増えていくので
引き返すにはちょっとしたパワーが必要になってくるのです。
どうしようかなぁ、と頭の片隅にあって気になりつつも車へと戻ってしまう。
車まで戻ると、自分的な気持ちも落ち着いて、今度でいいね、と決心がつく。
でも、また次回の市場で「あ、いいなこれ、あ、これこの前のだ」となって、
そのことは売り手も覚えてて、商談もスムーズ、という流れは少なくない。
気になるものはやっぱり気になるし、
縁があれば、やっぱり手にすることになるというものなのですね。
これは中部あたり、アドリア海側のものかな、と思っていたら、
プーリアのfoggiaからの白。
エレガントだけれど、少し田舎らしさも残る、1800年代始めの白の陶器。
コンディションも言うこと無しです。
by lulaegiotto
| 2013-10-25 00:31
| 古物・アンティーク・古道具