2009年 05月 02日
Maiolica Italiana
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この白を知っているのといないのでは
器を楽しむのに何かが大きく違ってくるのかもしれません。
イタリアのマイオリカは、どこか和の器にも似た
相手がいて調和することの美を兼ね備えているような気がします。
穏やかで、静かで、冷たくて。
簡素ながら、凛とした風格も。
残念ながらそんなに頻繁に出逢える器ではありません。
でも不思議と遠くからでも、
どんなに分りづらい場所に、他の器と積み重ねてあっても、
その器が私を呼び寄せてくれているようにも思えて。
この一期一会が止められずにいるのです。
by lulaegiotto
| 2009-05-02 23:22
| 古物・アンティーク・古道具