2008年 11月 14日
南チロル
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老紳士が被っていた羽付きのフェルトの帽子、
シェード、窓ガラスにかけられたレース、
それに家の白壁に書かれた屋号。
もうこれだけで、気分はチロルです。
チロルの家はどこも和みを感じるものでした。
天井が低くて木造。
レストランもこのスタイルで、ベンチ席もあったりして、
外食といういよりは、どこかのお宅におじゃまして、ご馳走になっている感じです。
何なのかわからないほど、窯なのかと思うほど、
ものすごい大きな暖炉(ストーブ)が、どの家にもありました。
旅のお目当てはやっぱりお料理。
今回はトラットリアばかりに足を運びました。
パンをつかった伝統料理カネデルリ、心地良く燻製がかったスペックにサラミ、
ソーセージにクラウティ、チロル風アップルパイ ストゥルデル。
どれもその土地で、食べてみなければわからない美味しさ。
しばらくは、チロルフェスタが続きそう。
寒い地には寒い時期に、訪れたい。
そうしたら、少しだけ本質に触れられるような気がするのです。
でも、雪が降り積もるその時期に...というのは、
やっぱり自信がありません。
by lulaegiotto
| 2008-11-14 12:20
| 旅