2006年 01月 19日
枝の束
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2日間降り続いた雨も上がり、
今日はぽかぽか暖かい気持ちのいいお天気。
片付けをしようと外に出てみると、
「お~い、来てごら~ん。」とジョルジョ。
彼も庭仕事をしていたようです。
「昔は、今みたいに暖房が無くて、薪ストーブだっただろう。
今日みたいにいい天気のときはこういう仕事をしていたんだ。」
と暖炉の火を起こすための小枝の束を作って見せてくれました。
枯れ枝はオリーブの枝、ブドウのつる枝、果物の木の枝など、
庭の整理をしていて出てきたもの。
それを古いroncole(鉈)を使って小さな束にし、
取ってきたばかりのツルでくるりと縛ります。
「束」にするところがすごい。
こうして束になった姿を見ると、そうだねと思うけれど、
これを見ることがなかったら、きっと私はしていない。
枝のままで持っている。
実にスマート。
きちんと長さまで揃えて作られた枝の束は
ジョルジョの気持ちが見えるよう。
ちょっとしたことだけど、
きっとなんてことない普通のことなんだと思うけれど、
さりげない美意識をみているよう。
こんなところのこだわりがイタリアらしいと思う。
この冬買った薪がまだ枯れていないので、
燃えがあまりよくないことを話すと、ジョルジョがこう言いました。
「薪は夏に買わないとダメだよ。
その方が乾燥していて良く燃える上に、水分が飛んで軽くなっているからね。
よりたくさんの薪が買えるよ。だから夏のほうがいいんだ。
アリが夏によく働くようにね。」
夏に薪仕事。(汗)
私は完全、きりぎりす。
もしくはぎりぎり??きりぎりす。
参りました。
今日はぽかぽか暖かい気持ちのいいお天気。
片付けをしようと外に出てみると、
「お~い、来てごら~ん。」とジョルジョ。
彼も庭仕事をしていたようです。
「昔は、今みたいに暖房が無くて、薪ストーブだっただろう。
今日みたいにいい天気のときはこういう仕事をしていたんだ。」
と暖炉の火を起こすための小枝の束を作って見せてくれました。
枯れ枝はオリーブの枝、ブドウのつる枝、果物の木の枝など、
庭の整理をしていて出てきたもの。
それを古いroncole(鉈)を使って小さな束にし、
取ってきたばかりのツルでくるりと縛ります。
「束」にするところがすごい。
こうして束になった姿を見ると、そうだねと思うけれど、
これを見ることがなかったら、きっと私はしていない。
枝のままで持っている。
実にスマート。
きちんと長さまで揃えて作られた枝の束は
ジョルジョの気持ちが見えるよう。
ちょっとしたことだけど、
きっとなんてことない普通のことなんだと思うけれど、
さりげない美意識をみているよう。
こんなところのこだわりがイタリアらしいと思う。
この冬買った薪がまだ枯れていないので、
燃えがあまりよくないことを話すと、ジョルジョがこう言いました。
「薪は夏に買わないとダメだよ。
その方が乾燥していて良く燃える上に、水分が飛んで軽くなっているからね。
よりたくさんの薪が買えるよ。だから夏のほうがいいんだ。
アリが夏によく働くようにね。」
夏に薪仕事。(汗)
私は完全、きりぎりす。
もしくはぎりぎり??きりぎりす。
参りました。
by lulaegiotto
| 2006-01-19 19:34
| トスカーナの日々